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なにごともない日の写真日記

2017.5.28

休日は、主人が犬の散歩に行ってくれる。今朝は気分がノッたので、私も一緒に行った。
曇天。私には肌寒く、モコモコな毛皮着用のSivaにとってはちょうどいい気候。
先週、雨やらで2日ほど散歩しなかったのもあってか、予想以上の距離を歩いた。犬に散歩させられる、私たち。時間にして2時間弱。まさかの6,000歩越え。

以前、ツイートした沼も通った。

これが、その沼。
人工的に作られたものだとか。


一般の道から下へ下りて、ぐるっと歩けるようになってる。謎の魚は、写真で白く写ってる遊歩道にいた。
もちろん、下りない。
主人が「ゲロゲロ鳴いてるねー」と言った。
5月末。もうカエルが合唱しているのだ。私にとって、この世で苦手なものの1位か2位を争う。
梅雨の時期になったら、きっと、この道路にも上がってくるに違いない。車通りは多くないものの、轢かれたりするに違いない。もう、涼しくなるまでは、そばを通りかかることもできないかもしれない…

1時間以上も歩くと、私の方が散歩に飽きる。
まだ歩きたそうなSivaを連れて帰った。


2週間に1度の頻度で、主人がSivaを洗ってくれる。
洗いあがったタイミングで、バスルームへ受け取りに行った。

「Sivaの頭のとこが赤くなってる」
濡れてクリクリになった毛。地肌が見える。500円玉ほどの範囲が、真っ赤になっているのがわかった。ぎょっとするほどの色。
「医者に連れて行こうか」
言い合って、犬を受け取った。

腫れてはいないし、触れても痛くはないようだけけれど、わけも思い当たらず、不安。
体に2ヶ所、イボ状のものができていることに気づいてもいて、念のために診てもらった方がいいのでは?とも言っていた。

ドライヤーで毛を乾かし、いつもなら「シュルふわだねー」と撫で回して喜ぶのを、今日はやめておいた。


歩いてお腹がすいた私たちは、病院が開くまでの間、目の前の TULLY’S で朝ごはんを食べた。

通りかかっては見上げていた2階の席へ。
清潔なガラスと、白い壁。外の緑と、オレンジのランプ。とりあわせが好みだった。

店内から見下ろすと、いつも歩いている風景がまた違って見える。
どんなふうに? どこか親しみのないもの、というのか、なんかそんなかんじ。
そうした視点の違いによる、気持ちの変化を感じるのが好きだ。

日常は、当たり前ではないことを知る。
私の目に映るもの、私がよく知っていると思っているものたちは、ごくごく一部分でしかないとわかる。


初めて行った病院では、日曜の朝一だというのに私たち以外に受診するものはいなかった。
なぜかしばし待たされ、診察してもらったのだけど、大したことはなさそうだとお医者さん。

感じたのは、軽い、意識していなければほとんど気がつかなったかもしれないていどの、不信感。

Sivaの嫌がり方に影響を受けたのかもしれないし、あれやそれやこれやの可能性はあるけれどもと言いつつもどうする?と投げかけてきた医師の態度の何かに引っかかったのかもしれない。

どう対処するかは、私たちの側が決めるのか。そうか。
それは構わない。しかし…しかし、なんだよな…
なんとなく腑に落ちなかったけれど、経過観察を選んだ。

極端なことだけれど、「このコの命は、私にかかっている」。漠然とだし、常に危機感を感じているわけではないのだけれど、頭の隅にはいつもそんな意識がある。
たぶん、赤ちゃんのいるお母さんは、そんなかんじなのじゃないだろうか?


診察が終わり、お会計を主人に任せ、Sivaと隣のペットショップへ向かった。
そこには、最近、機会を作っては行くようにしている、小さなドックランがある。

先にいた母娘と小さな犬。
Sivaは、相変わらず他の犬を怖がる。自分の半分もないような相手でも。
これまでは主人や私のそばから離れようとしなかったのだけど、小さな犬は私の膝にいたからか、母娘ペアにかわいがってもらっていた。

曇空が一転、快晴に。木の葉から差し込む光。透ける葉の緑。

私は光を呼吸する。緑を呼吸する。
ここに居るのだ、と感じられる瞬間。


早々に帰宅して、うちの植木たちの水を確認して回った。

こんなに緑が好きなのに、緑からは好かれていないんだろうか?とヒガンでしまうくらい、私は植物を育てるのが下手なようだ。

お気に入りの緑たちの、中でも特別に思うのがエバーフレッシュ。
暗くなると、まるで眠るかのように葉を閉じる木。
以前、そこそこ大きくまで育ったのは、枯らしてしまった。環境の変化に強い品種ではないらしい。
新しい葉枝が出るのも、暖かい時期だけ。葉枝の芽を出しても、寒い季節になると、そのまま越冬する。
前の所ですっかり元気がなくなってしまった盆栽のエバーフレッシュ。

見つけて、驚いた。
新しい芽が出ているのかと思ったのだけど、ある意味そうなのだけど、見たことがない。
「花が咲くんじゃない?」と主人は言う。そうなのかもしれない。
エバーフレッシュの花なんて、画像でしか見たことがない。

またひとつ、ここに越して来てよかった、そう思える出来事が増えた。



今日という日は宝物。
なにげない、Sivaの異常が見つかった他は、事件という事件もない今日の午前中。
それでもたくさんの発見があった。

写真を撮ろうと柵に近づいたらウシガエルと思われる声に威嚇され
TULLY’S で食べたサンドイッチは、薄いパンが3枚使ってあって
動物病院の受付にいた男の子はとってもヲタっぽかったし
ドックランで会った小さな犬は抱き上げて撫でていたらおとなしくなり
午前中だけで、10,000歩達成とスマートブレスレットがお知らせしてくれた。

毎日は、こんなふうに、なにごともなく過ぎていく。
小さな小さな出来事や、わずかな心の動きを、拾わず気づかずにいれば、ね。