エッセイ

一度だけ、月が鳴るのを体験した。
ふと呼ばれでもしたかのような注意を引かれ、駐車場に面した窓を開けた。
見上げるでもない位置に、それまで見た中で最高の大きさの月が在った。その大きさにも驚いたのだけれど、なにより、月から音のない音がしていた。おぉぉぉぉーん ...

ヒトリゴト

部屋中を見回しながら、何をどこに置き直そうかと考える。どうしたら、居心地よく、視界も良好で、動くに差し障らない配置になるだろうか?
主人もSivaも私も、ほぼソファにしかいない。

前に住んでいた家では、主人の部屋を作った。机と椅子・デスクトップPC、それ ...

ヒトリゴト

雨の日は、今ここにいることが、とりわけ嬉しくなる。胸のあたりが明るく温かく軽くなるような、喜び。

覚えてる。初めてここを訪れたとき。
冷たい風が吹く、寒い日だった。空気は澄んで、クリアだった。
素敵な街だと思った。
清潔で、垢抜けていて、 ...

ヒトリゴト

生物の教科書にカエルの写真があった。私、世の中でたぶん一番カエルが苦手。見ることができない。
教科書の、そのページをのり付けして、間違っても開かないようにした。我ながらナイスアイデアだと思った。
と、いう過去があって、生物はその辺りで放棄した気がする。

エッセイ

「ママは精神的に私を殺してる。もう、肉体的にも殺して欲しい」と、父に言ったことがある。
何をどうやって?は、自分でもわかっていなかったし、今考えてみてもわからない。
言い方が、正しくないからだろう。

私は、殺されていたわけではない。生きるのに必要 ...

エッセイ

ふりかえりを、習慣にしている人がいる。
私には習慣はなかったし、必要性も感じてなかったし、まして知らなかったことでもある。
ブログを始めて、書き記し残してきて、ふりかえりは役に立つものなのだと実感してる。
成長が確認でき、納得感・自己肯定感から自信を ...

夢 叶え

久しぶりに、ちゃんと雨が降ってる。素敵な音がする。8月初旬というのに、気温の低い朝。
まるで寝起きのような状態が続き、頭ぽわんとしてて物を落としたり、とどことなくおかしかった昨日に比べ、しゃっきりとした気分。
心はあたたかく静まっている。このかんじが、一番好 ...

ヒトリゴト

心は、自然治癒の力を持っている。
私たちは毎日を過ごしているだけで、心に傷を負うこともある。
肉体のケガと同じように、心も、あるていどの傷ならば時とともに癒てゆく。

お昼寝で、夢を見た。
子どもの頃のこと。似たシチュエーションでの再現だっ ...

ヒトリゴト

どちらかと言えば、父方は下戸、母方は酒豪の家系らしい。

社会人になって、会社のおじさまがお酒に誘ってくれるようになった。
赤提灯とか焼き鳥屋ほどではないけれど、おじさんぽい、行きつけの飲み屋さん。
行けば、店内に女の子は私だけ。ママさんや板さんに ...

ヒトリゴト

電話の着信音で、昼寝から目を覚ました。母からだった。

引越直前に会い、引越直後にメッセージをもらった。直接話すのは、3ヶ月ぶりか。
母からの「元気?」に、いつもなら「元気だよ。ママも元気?」と応えて始まる、スモールトーク。

日本語の会話とは、 ...

ヒトリゴト

物書きになりたい!と望んでいたのは、中学から高校生の頃。物語、ファンタジーを書きたかった。
登場人物や断片的なシーンは見えていたから、書き始めてみた。
どうしてその登場人物はそんなことを言うのか、なんのためにそんなことをするのか、まったくわからずつないでいく ...

ヒトリゴト

スピッた語りもできなくはないけれど、あんまり好きではないから、感覚の過敏さ もしくは 神経質だからってことで話を進めようと思う。

特に素足でいる季節には、フローリングの床の埃が気になる。
起きて、寝室からリビングへと移動するのに、足が嫌がっているのを感じ ...

ヒーローズ・ジャーニー

クリストファー・ボグラーによって編み出された『ヒーローズ・ジャーニー』をご紹介します。

ボグラーとは誰で、何をもとにしたのか? ヒーローズ・ジャーニーについて|英雄の旅の扉 で触れました。興味がおありでしたら、ご一読ください。

今回は、当ブログでのシ ...

2017.7.6ヒトリゴト

頭の中で考えてることは、流れて行ってしまう。
川の流れとよく似ている。

逃したくないから、これはおもしろい展開になりそうだぞと感じるとスマホや紙にメモをとるのだけど、ジムにいた。
ルームランナーを止めて、ロッカーを開けようかと思った。けど、しなか ...

2017.6.27ヒーローズ・ジャーニー

あなたは会社員だ。つり革に捕まって、通勤電車に揺られている。
あなたは学生かもしれない。机に頬杖をついて、授業を聞き流す。
あなたは家庭の主婦かもしれない。家族を送り出し、ひとり食器を洗っている。

ふと、顔を上げる。何かが気になった。何かに呼ばれ ...

ヒトリゴト

以前、ホームはどこ? を書いた。
突然思い出し、最後の言葉は、私自身へのメッセージでもあったのだなと気づいた。20年ほどの時を越えて。

ホームとは、必ずしも物理的・空間的な場所を指さない。
ホームとは、当人がくつろぐことのできるもの。ここに居てい ...

エッセイ

私は、自分の名前を自分だと思ったことがない。
名前を呼ばれる。名字でも、名前でも。呼ばれれば返事をする。自分が呼ばれたのだとわかるから。けれど、その名前が私だとは感じない。
この感覚を感じている人は、どのくらいいるのだろうか。

呼ばれたくない呼ばれ方 ...

エッセイ

私には子どもがおりません。若いときに生まないと決めてしまったし、嫌いでもあったから。
なので、子育てに関する話題には興味がありません。
しかし、興味を惹かれた人が子どもを持つお母さんだったりすると、その人個人への興味から、子育てに関するあれこれを見聞きするこ ...

エッセイ

運動を始めて、夜の寝付きがよくなった。朝も比較的目覚めやすくなったような気がするし、起きてからボーッとする時間が減り、食事をしようという思いももつようになった。食事後の洗い物も苦にならない。

運動嫌いの私が、なぜ、運動を始めたのか? 我ながら不思議な気持ちになる ...

ヒトリゴト

小学生、たぶん低学年だったのだと思う。宿題の、自由研究。
おそらくは、6年、6回あったろう課題に、どんなものを提出したのか覚えていない。
ただ1回を除いては。

どこの、だかも覚えてる。畑だった。
今考えれば、勝手にひとんちの畑に入ってたの ...

エッセイ

私は今、私が居て違和感を感じることのない環境に在る。

どうして違和感を感じることなく居られるのか、何が私に楽だと感じさせてくれるのか、主人にはうまく説明できなかった。
前の所にいて、楽だった。その楽さとは違う。
よくわかってないの。「文化」という ...

エッセイ

ブログをしているニンゲンとして、あちこちで見かけるさまざまな『やり方』論に興味を引かれる。
読んでみると、いまだココロがざわつく。

ココロをザワつかせるとわかっていても、読んでしまう自分が悲しいところ。
知識は欲しい。でも、反発を感じる部分はいら ...

2017.5.28ヒトリゴト

休日は、主人が犬の散歩に行ってくれる。今朝は気分がノッたので、私も一緒に行った。
曇天。私には肌寒く、モコモコな毛皮着用のSivaにとってはちょうどいい気候。
先週、雨やらで2日ほど散歩しなかったのもあってか、予想以上の距離を歩いた。犬に散歩させられる、私た ...

2017.5.26エッセイ

たいていの人にとっては、ごくフツーのことでも、私には敷居の高いものがある。
そのひとつが、玄関から外へ出ること。
だからと言って、外へ出ようとすると具合が悪くなるとか、そういうことはない。単に、気が重いし、めんどうに感じる。
できないわけじゃない。だ ...

エッセイ

内的に調和した状態のことを『コヒーレント』という言葉で記した人がいた。
本はまだダンボールに収まっていて、確認できたら、また別にお話ししようと思う。
比喩的な意味ではなく、物理的に胸のあたりの痛みと苦しさを感じて、「コヒーレント」と、思い出しただけ。 ...

エッセイ

おそらくは、すべての学びがそうであるように、学べば学ぶほどに「わからない」ということが、わかってくる。

以前「心理カウンセラーです」と自己紹介したら、怖がられたことがある。
いわく「なんでも見透かされそう!こわい!」
その場では、違和感を感じただ ...

2017.5.16エッセイ, 興味を惹かれた物事

料理をする人ならば、1度ならずヒヤっとした経験があるかと思います。特に皮むき、ピーラーは事故が多いようです。
いつもしていることだから、つい注意がおろそかになってしまう。私は、包丁で手を切りました。

ここに記すのは、ケガの詳細ではありません。感応力の強い ...

2017.4.29ヒトリゴト

昨日が積み重なって、今日がある。
今日は明日を創る。
そんなふうにも思える。
いつも今日この瞬間にしか、私は存在していない。
と、想像するのだけれど、今は『昨日と今日の狭間にいる』と思っていたい。

昨日、引越しの荷物をあらかた片づ ...

ヒトリゴト

ごく当然のことのように、犬が膝の上に乗る。
「Nyanの上には、いつもSiva」つぶやきに、主人が笑ったのは昨夜のこと。

毎日は過ぎてゆく。

2週間経って、抜糸に行った。10針ほど縫ってもらったケガは、あらかたくっついたようだ。
「こ ...

ヒトリゴト

『コントロール』という言葉が嫌いだった。押し殺すことや、いいように操る、というようなイメージを持ってたから。
往々にして、言葉を雰囲気で解釈している。辞書を引いてみると、理解できていない言葉が多いことに気づく。

サブパーソナリティ(=自分の様々な ...

ヒトリゴト

引越まで二週間を切った。
手を怪我して、ささいなことに不便を感じる。痛みより、不便さを感じてる。
利き手ではないし、まったく使えないわけでないから。
最も不便さを感じるのは、雑巾絞りができないこと。イラッとしそうになるたびに、理性的なサブパーソナリテ ...

2017.4.14ヒトリゴト

手を怪我して、3日。PCさえ立ち上げず、でも“廃”なので、Twitterだけはどんどんツイートしてた。
スマホが重かった。心ここにあらずだった。

普通に暮らすのとは、違う部分なのかもしれない。
筋肉痛になってみると、普段こんなところの筋肉を使って ...